社長メッセージ
技術と人間力を磨き、
一流企業の信頼に応える。
富士精機製作所は、
挑戦と成長を楽しめる仲間を待っています。
代表取締役永岡 慶
当社について

Interview 01当社について

当社は、私の祖父が創業した会社です。元々、中島飛行機という航空機メーカーのエンジニアだった祖父が、戦後その技術を生かして、汎用エンジンメーカーとして西東京市で独立をしました。その後、委託加工業に業種を変え、主に自動車部品の量産加工から事業をスタートしました。
その後、父に代替わりをし、桶川工場、日高工場を設立するなど、順調に業績を伸ばしていきました。その中で、大きな転機だったのが、試作部門を設立したことでした。これまでの量産加工とは異なるレベルの技術が求められるものであり、お客様の要望に応えるため、常に「どうしたらできるか」という姿勢で取り組み、次第に技術力を評価頂けるようになりました。現在は試作で培った技術力と、量産で培った管理力を融合させることで、様々な業種のお客様のお手伝いをさせて頂いております。
自身のキャリア

Interview 02自身のキャリア

2022年に父から会社を継ぎ、いわゆる3代目となります。それまでは大学卒業後、都内の特許事務所で弁理士として働いており、企業のブランディングなどに携わっていました。「どうして会社を継いだの?」と良く聞かれますが、強いて言うならば、好奇心かなと思います。余談ですが、自身で特許事務所を開業し、今でも弁理士業は続けております。
休日は、仲間と草野球をしたり、バンドでサックスをしたり、お酒も好きですので、良く出歩いています。笑
家具集めが好きで、社長室には面白い家具が揃っていますので、ぜひ遊びに来てください。
会社の在り方

Interview 03会社の在り方、成長のステージ

私自身は加工技術者ではないのですが、専門家として働いていた経緯から、少しだけ技術者の気持ちが分かりますし、サラリーマンの気持ちも分かります。
特に若い方と話すと、しっかりと成長をして、その上で適切に評価されたいという声を聞きます。
会社として、意欲のある社員の声に応えるのは当然で、そのための仕組みを整え、一緒に成長できるような場所で在りたいと考えています。
加工技術者としては、社内OJTだけでなく、加工メーカーでの研修や社内研修などを用意しています。加えて、一部の機械やCAMを開放し、実践的な学習ができる環境を整えています。また、私自身が有資格者であり、そのことに大変助けられた経緯があることから、社員にも資格取得を推奨しています。会社負担(しかも報奨金あり!)で様々な資格を受けることができますよ。
一方で、会社の役割として、人間力や社会性を養ってもらうことも大事であると考えております。eラーニングや社内教育を通じて、社会人として恥ずかしくない人材を育てることも重視しており、結果として、そのことが会社全体の成長につながると信じています。
成長のステージ

Interview 04求める人材、今後の展望

今は時代も変わりつつあり、何でもできる職人というよりは、組織として動ける方を求めています。
それぞれ得意なこと、不得意なことがあるのは当然で、それらを補えるような関係性を作れる方が良いと思っています。加工者としての経験の有無は問いませんが、向上心があり、これまでの経験を生かしてくれる方が良いですね。

コロナ禍を乗り越え、業績は順調に回復していますが、当社は未だ発展途上の会社であると考えています。年に1度の社員総会でも話しましたが、今後は「一流企業の一流パートナー」になることを目指しており、そのためには、技術力は勿論、私自身も含めて人として成長することが大事であると考えています。
最近は人材の大切さに気付かされることが多く、意欲のある社員を迎え入れ、数年内には80名ほどの会社に、2030年頃には100名の会社にすることを目指しています。その中核として、一緒に働いて頂ける方を心待ちにしています。